メトロノーム無料|BPM・拍子・タップテンポ対応のオンラインツール

メトロノーム無料|BPM・拍子・タップテンポ対応のオンラインツール

ブラウザーでそのまま使える、無料のオンラインメトロノームです。BPM・拍子・音量を決めて「再生」を押すと、クリック音と拍の表示が始まります。曲を聴きながらタップして、テンポの目安を調べることもできます。登録・インストール・マイクは不要です。

メトロノームを使う / BPMの早見表 / 音が出ないとき

無料メトロノーム|テンポを決めて再生

最初は100 BPM・4/4拍子・分割なし・音量30%です。まず小さな音量で再生し、速すぎる場合はBPMを下げてください。音は「再生」を押すまで鳴りません。

メトロノームの再生にはJavaScriptが必要です。下のテンポ表と使い方は、そのまま読めます。

このツールは設定と音声生成をブラウザー内で処理します。設定内容を送信・保存する機能はなく、ページ共通の広告・アクセス解析とは別の処理です。別タブや別アプリへ移り、このページが非表示になると自動停止します。

まずはこの3ステップで使う

1.BPMを入力する

「テンポ(BPM)」に30〜240の整数を入力します。数字の左右の「−」「+」は1ずつ変更するボタンです。60・80・100・120・160のボタンなら、その数字へ直接切り替えられます。スライダーも使えますが、狙った数字に合わせたいときは入力欄か「−」「+」が確実です。

曲の指定テンポが分かっている場合は、楽譜の数字だけでなく、その数字がどの音符に付いているかも確認します。「4分音符=120」と「8分音符=120」は同じ速さではありません。このツールは通常の拍子で4分音符、6/8拍子で付点4分音符を1拍として扱います。

指定がない、または曲の速さについていけない場合は、まず手拍子を合わせられる速さにします。100 BPMが初期値なのはツールの出発点として選んだだけで、初心者に最適な数字という意味ではありません。練習する箇所や音符の細かさに応じて変更してください。

2.拍子と、必要なら分割を選ぶ

一般的な4拍子の曲なら「4/4拍子」を選びます。ワルツなど3拍子なら「3/4拍子」です。1拍目を強調するチェックを入れておくと、小節の頭だけ少し高い音になります。画面の数字は小節内の拍を示し、4/4なら1・2・3・4を繰り返します。

細かいリズムを確かめたいときだけ「1拍の分割」を増やします。8分音符なら2分割、3連符なら3分割、16分音符なら4分割です。すべてを細かく鳴らしても分かりやすくなるとは限らないため、まずは分割なしで試し、必要になったら追加する使い方がおすすめです。

3.小さな音で再生してから、音量を合わせる

「再生」を押すとクリックが始まり、ボタンは「停止」に変わります。演奏を始める前に一小節ほど聴き、拍の位置を確認すると入りやすくなります。録音する前のカウントインを自動で付ける機能ではないので、何小節待つかは自分で決めてください。

音量は端末のスピーカーやイヤホンによって変わります。30%はツール内の音量設定であり、耳元の音圧を示す数値ではありません。小さな音から始め、楽器にかき消されるときも急に最大へ上げず、出力先や音色を見直します。止めるときは同じボタンを押してください。

BPMとは?60・80・100・120の速さを比較

BPMは、1分間に何拍あるかを表す数字です。60 BPMなら1秒に1拍、120 BPMなら1秒に2拍です。「速い曲だから120」「ゆっくりした曲だから60」という分類ではなく、基準にした拍がどのくらいの間隔で進むかを表しています。

たとえば、4分音符を1拍として100 BPMで鳴らすと、基本のクリック間隔は0.6秒です。そこで8分音符の2分割を選ぶと、クリックは0.3秒ごとになります。ただし、画面のBPMは100のままです。1拍を細かく分けたのであり、曲のテンポを200 BPMへ変更したわけではありません。

BPMと、基本の1拍の長さ
BPM1拍の間隔4拍の長さ
302.000秒8.000秒
401.500秒6.000秒
601.000秒4.000秒
800.750秒3.000秒
1000.600秒2.400秒
1200.500秒2.000秒
1600.375秒1.500秒
180約0.333秒約1.333秒
2400.250秒1.000秒

計算は「60秒÷BPM」です。表の4拍分は4/4拍子で1小節を数えるときの長さに当たりますが、すべての拍子で1小節が4拍になるわけではありません。3/4拍子の1小節は3拍、ここで扱う6/8拍子の1小節は大きな2拍です。

同じBPMでも、弾く音の数が違えば難しさは変わる

60 BPMの4分音符だけなら、1秒ごとに1音を置きます。同じ60 BPMでも16分音符を続けるなら、1秒に4音です。「60なのに遅く感じない」というときは、BPMそのものより、その1拍の中でいくつ音を出しているかを確認すると整理できます。

反対に、速いBPMで長い音だけを演奏する場面もあります。数字が大きいほど必ず上級者向け、小さいほど必ず簡単というわけではありません。長く伸ばす音の終わりや、音のない休符の長さをそろえるために、ゆっくりしたクリックが役立つこともあります。

テンポ記号だけで、厳密なBPMを決めない

楽譜にはAllegro、Andanteなどの速度に関する言葉が書かれていることもあります。ただし、同じ言葉でも作品・時代・演奏上の解釈によって扱いが変わり、単一のBPMへ必ず置き換えられるものではありません。このページでは、速度記号に固定の数値を割り当てる操作は設けていません。

練習では、楽譜に具体的なメトロノーム記号があればまずその音符と数字を確認し、指導を受けている場合は練習用テンポを相談します。原曲の雰囲気に近づけたいときは、次のタップテンポを補助として使えますが、それも楽曲の公式な指定を確定する機能ではありません。

2/4・3/4・4/4・6/8拍子の設定

拍子は、小節の中で拍がどのようにまとまるかを示します。BPMは拍の速さ、拍子はまとまり方、と分けて考えると設定しやすくなります。120 BPMの4/4を3/4へ変更しても、基本の1拍は0.5秒のままです。1小節が4拍から3拍へ変わります。

このツールの拍子と数え方
設定基本の数え方BPMの基準
拍子なし同じ拍を繰り返す4分音符
2/41・24分音符
3/41・2・34分音符
4/41・2・3・44分音符
6/81と2の大きな2拍を、各3つに分割付点4分音符

拍子なしは、等間隔の音だけを聴きたいとき

「拍子なし」では小節頭の強調を行わず、基本のクリックを繰り返します。曲の拍子が分からず、まず速さだけを合わせたいときにも使えます。拍子のない曲であることを判定する設定ではなく、ツール側が小節単位のアクセントを付けないモードです。

1拍の分割は拍子なしでも使えます。分割した小さなクリックは基本の拍より控えめな音量です。すべての音をまったく同じ強さにしたい場合は「分割なし」を選びます。1拍目の強調チェックは、拍子なしを選んでいる間は操作できません。

3/4と6/8は、どちらも「6つ」で数えられるがまとまりが違う

3/4拍子の8分音符を数えると、1小節に6つ入ります。一方、6/8拍子にも8分音符が6つ入ります。ここだけを見ると同じに感じますが、3/4は基本の3拍をそれぞれ2つ、6/8は大きな2拍をそれぞれ3つに分ける、と考えると違いを聴き分けやすくなります。

試すなら、3/4を60 BPM・2分割で鳴らしたあと、6/8を40 BPMで鳴らしてみてください。細かいクリックはどちらも0.5秒間隔、小節の長さはどちらも3秒になります。しかし基本の拍は、前者が1秒ごとに3回、後者が1.5秒ごとに2回です。音の並びのまとまりを比べられます。

1拍目の強調を入れると、小節の最初は高い音になります。そこだけに注意するのではなく、基本の拍と控えめな分割音の違いも聴いてください。音量や音色は演奏の強弱を再現するものではなく、練習時に位置をつかむための目印です。

6/8拍子では、付点4分音符を1拍として入力する

このツールの6/8は付点4分音符=1拍です。60 BPMなら大きな拍が1秒ごと、その中の8分音符が約0.333秒ごとに鳴ります。大きな2拍で1小節なので、1小節は2秒です。画面の拍表示は1・2を繰り返し、各拍の中で3つのクリックが鳴ります。

楽譜に「8分音符=180」と指定されているなら、この設定では60 BPMへ換算します。8分音符3つが付点4分音符1つだからです。逆に「付点4分音符=60」と書かれていれば、そのまま60を入力します。数字だけをコピーして180を入れると、意図した速さの3倍になります。

6/8を選ぶと分割は3に固定され、分割欄は操作できなくなります。これはエラーではありません。2/4・3/4・4/4へ戻すと「分割なし」に戻り、再び自分で分割を選べます。複合拍子の感じ方が曲によって異なる場合や、もっと細かく数えたい場合は、楽譜の指定や指導者の説明を優先してください。

8分音符・3連符・16分音符の鳴らし方

分割は、1拍の間をどのくらい細かく鳴らすかの設定です。通常の2/4・3/4・4/4では、基本の拍を4分音符として扱います。拍の位置だけ確かめたいなら分割なし、拍の途中に入る音も確かめたいなら2・3・4分割を選びます。

通常の拍子で120 BPMにした場合
分割1拍の中の音クリック間隔
なし4分音符1つ0.500秒
2分割8分音符2つ0.250秒
3分割3連符3つ約0.167秒
4分割16分音符4つ0.125秒

8分音符:拍と拍のちょうど間も聴く

2分割にすると、基本の拍と次の拍の間に小さなクリックが1つ入ります。4/4なら「1と2と3と4と」のように数えられます。「と」の位置がいつも前に寄る、伸ばした音のあとで次の拍が分からなくなる、といった場面で、まず間隔を耳で確認できます。

ここでBPMを2倍にして、分割なしで聴くこともできます。ただし、画面の拍表示や小節頭の位置まで同じになるわけではありません。楽譜の4分音符の拍を保ったまま8分音符を聴きたいときは、BPMを変えずに2分割を選ぶ方が設定の意味を追いやすくなります。

3連符:2つではなく、均等な3つに分ける

3分割は1拍を等間隔の3つに分けます。通常の拍子でこの設定を使う場合は、4分音符1拍の中に入る3連符です。2分割の真ん中に音を足すのではなく、1拍の全体を3等分するため、それぞれの位置が変わります。2分割と3分割を切り替えて、まず音の並びを聴き比べてみてください。

シャッフルやスウィングは、曲や演奏によって細かな長短の比率や感じ方が異なります。3分割の一部を手掛かりにできる場合はありますが、このツールにはスウィング比率を指定する機能はありません。3分割を鳴らしただけで、すべてのスウィングを再現できるわけではない点は区別してください。

16分音符:細かい音を確かめたら、分割なしでも試す

4分割では1拍の中に4つのクリックが入ります。どの位置で音を出し、どこを休むかを確認したいときに使えます。音の数が多くなって区切りを見失う場合はBPMを下げ、基本の拍の音と、その間に入る控えめな音を区別して聴きます。

分割ありで位置が分かったら、同じBPMのまま分割なしに戻してみてください。細かい音をすべて外から示される状態と、基本の拍だけを聴いて間を自分で埋める状態を比べられます。どちらか一方が常に正解ではなく、今確認したいことに応じて切り替えるための設定です。

タップテンポで曲の速さを調べる

タップテンポは、一定の間隔で押したタイミングからBPMの目安を求める機能です。音楽を自動解析したり、マイクで音を拾ったりするものではありません。曲を聴きながら「1・2・3・4」と感じた基本の拍に合わせて、「タップでテンポを測る」を押します。

2回目から目安が出ますが、最初の2回だけでは押し方のばらつきが大きく出やすいため、まず4回ほど続けてみてください。ここでは直近最大8回のタップを使い、間隔の中央値から大きく離れた値を除いた平均をもとに、整数のBPMへ丸めています。表示は測定器の保証値ではありません。

倍や半分のBPMが出るのは、必ずしも故障ではない

曲の拍を1つ飛ばしで取ると、求めるBPMの半分くらいになります。反対に8分音符の細かい音へ毎回合わせると、2倍くらいの数字になります。同じ曲を聴いていても、何を1拍と感じて押すかで結果が変わるためです。歌詞のすべての音に合わせるのではなく、繰り返す基本の拍を探します。

6/8拍子の設定では、大きな2拍に合わせてタップしてください。細かな8分音符6つを全部タップすると、このツールが想定するBPMの3倍になります。画面の設定だけでは、あなたがどの音符をタップしているかは判定できません。楽譜があるときは、基準の音符を見ながら合わせる方が確実です。

やり直したいときは、いったんタップをリセットする

「タップをやり直す」で過去のタップを消せます。また、前のタップから2.5秒を超えて間隔が空くと、次を新しい1回目として扱います。30 BPMより遅い間隔など範囲外の結果が出た場合は、その値を無理に30や240へ置き換えず、範囲外であることを案内します。

曲の途中でテンポが変化する場合、離れた箇所のタップを混ぜると平均が分かりにくくなります。測りたい部分へ移動したらリセットし、その部分だけ数回タップします。生演奏には意図的な揺れもあるため、ひとつの整数BPMで曲全体を説明できるとは限りません。

再生中にタップすると、推定BPMが更新されるたびにクリックは1拍目から再開します。まず曲を聴きながらタップして目安を出し、そのあと再生して比較する方が、設定変更による再開と拍のずれを混同しにくくなります。練習中に毎拍タップし続けるための機能ではありません。

練習中の「速くなる・遅れる」を整理する

メトロノームを使っていても、最初から最後まで必ずクリックへ合わせなければいけない、という使い方だけではありません。何を確かめたいのかを決めると、設定を変える理由もはっきりします。「この小節の途中で急ぐ」「休符のあとだけ遅れる」のように、気になる箇所を短く区切るところから始められます。

音を出す瞬間だけでなく、伸ばす長さと休符も数える

クリックの直後に音を出せても、長く伸ばす音を早く切り上げてしまうと、その後の位置が変わります。休符でも拍は進み続けます。音を出していない間に「1・2・3・4」を数え、次の入りがどの拍にあるかを確認します。楽器を持たずに手拍子だけで試すと、運指など別の要因を減らせます。

たとえば4/4の60 BPMで、1拍目に手を打ち、2・3拍目は数えるだけ、4拍目でもう一度打ちます。すべての拍で音を出すときと比べ、間の長さを意識できます。これは本ツールの操作を理解するための例であり、特定の練習法の効果を保証するものではありません。

苦手な箇所だけ速くならないかを確認する

弾けるところは落ち着いていても、細かな音が続くところで急いだり、難しい和音の直前で止まったりすることがあります。いきなり曲全体を遅くする前に、その前後1〜2小節を取り出し、どこで拍を見失うかを確認すると、次に直す箇所を絞りやすくなります。

テンポを下げる場合は、設定値を毎回ばらばらに変えるより、同じ短い箇所を同じBPMで数回比べる方が変化を捉えやすくなります。「今日は80で2小節を止まらずに弾く」など、小さな確認単位を決めます。痛みや強い疲れが出ているときに、数字だけを目標に練習を続ける使い方は避けてください。

テンポを上げる前に、何をそろえたいか決める

一度弾けたからすぐに速くするのか、何度か同じようにできてから変えるのかは、練習の目的によります。このツールには自動でBPMを上げる機能はありません。「+」で1ずつ、プリセットで大きく変更できるので、演奏の状態を確認しながら自分で調整します。

音の抜け、強弱、発音、呼吸、手順など、同時に見たいことを増やしすぎると、クリックに合っているかまで判断しにくくなります。ある回はリズムだけ、別の回は音のつながり、と確認内容を分ける方法もあります。レッスンで課題が出ているときは、その目的に合う設定を優先してください。

音を消しても、視覚だけで完全に同じ練習になるわけではない

ミュートにすると音は止まり、拍の数字の切り替わりだけが続きます。静かな場所で拍の流れをつかんだり、操作を試したりする用途に使えます。一方、画面更新にはディスプレイの表示周期や処理負荷による遅れがあるため、細かなタイミングは音を基準にしてください。

ミュート中に「拍が止まった」と感じたら、音量ではなく再生ボタンの状態も確認します。「停止」と表示されている間が再生中、「再生」と表示されていれば停止中です。別タブへ移ると自動停止するため、戻ってからミュートだけを外しても再開しない場合があります。

ピアノ・ギター・ドラム・歌での使い分け

ピアノ:左右を合わせる前に、片手ずつ拍を確認する

左右の手を合わせるところで止まりやすい場合は、片手ずつ同じBPMで確かめる方法があります。右手が細かく、左手が長い音を持つような場面では、どちらの手も常にクリックごとに音を出すわけではありません。各音が何拍目に入り、どこまで伸びるかを楽譜で追います。

4/4・分割なしで基本の拍を聴き、8分音符の位置が曖昧な箇所だけ2分割へ切り替える、という順なら、音数を増やす理由が分かりやすくなります。ペダルや表現まで一緒に調整する前に、短い範囲でリズムを確かめるための使い方です。曲全体を機械的に均等化する目的とは分けてください。

ギター・ベース:右手の動きと、音を出す位置を分けて考える

ストロークやピッキングの練習では、手を動かすことと、実際に弦を鳴らすことが一致しない場面があります。8分音符の動きの中で音を抜くときも、基本の拍は進みます。まず分割音を聴きながら空振りも含めた動きの位置を確認し、慣れたら分割を減らして比べられます。

コードチェンジの直前で遅れるなら、曲を最初から何度もやり直すより、切り替えの前後だけを取り出す方が原因を見つけやすいことがあります。クリックより先に弾き始めるのか、押さえる手を待って止まるのかを分け、無理に速いBPMへ合わせないようにします。

ドラム:細かな分割音が、基本の拍を隠さないようにする

ドラムの音量でクリックが聴こえにくいときも、ツールの音量だけを上げ続けるのではなく、再生環境を見直します。「はっきりしたクリック」へ切り替えると音の輪郭を比較できますが、それでも聴こえない環境で大音量を重ねることはおすすめしません。安全に使える出力環境で試してください。

16分音符のパターンであっても、いつも4分割を鳴らす必要はありません。4分割で細かい位置を確認し、分割なしで基本の拍を確認するなど、聴く対象を切り替えます。このツールは演奏音を録音・判定しないため、「今の打点が何ミリ秒早かったか」といった評価はできません。

歌・管楽器:言葉や息継ぎがあっても、拍が進むことを確認する

歌詞の音節数と拍数は同じとは限りません。言葉が多いところだけ急いだり、息継ぎのあとで入りが遅れたりするときは、歌詞を読む、リズムだけで発音する、音程も付ける、と確認を分ける使い方があります。タップテンポも、歌詞の文字ごとではなく基本の拍に合わせます。

伸ばす音がある箇所では、次の入りから逆算するだけでなく、伸ばしている途中も拍を数えてみてください。声の大きさや息の使い方の指導を行うツールではありません。発声の負担がある状態で、メトロノームの数字を理由に無理をする使い方は避けてください。

迷ったときの設定例

以下はツールの違いを聴き比べるための設定例です。特定の曲や楽器に必ず適したテンポ、上達を保証する練習メニューではありません。難しい場合はBPMを下げ、楽譜の拍子が違う場合はそちらへ合わせます。

目的別のスタート設定
確かめたいこと設定例聴くところ
1秒ごとの基本の拍60 BPM/4/4/分割なし音の間隔と1・2・3・4
8分音符の位置60 BPM/4/4/2分割基本の拍と、その間の音
3拍のまとまり80 BPM/3/4/分割なし3の次で1へ戻るところ
3連符の均等な間隔60 BPM/4/4/3分割1拍が3つに分かれる感覚
6/8の大きな2拍60 BPM/6/8/3分割固定各3つでまとまる1・2
16分音符の位置60 BPM/4/4/4分割1拍の中の4つの音
強調なしで間隔だけ聴く100 BPM/拍子なし/分割なし同じ高さの基本の拍

60 BPMから120 BPMへ上げると、どこが変わる?

4/4・分割なしのまま60から120へ変更すると、1拍の間隔は1秒から0.5秒、小節の長さは4秒から2秒になります。拍の数は4つのままで、進み方が2倍です。速さを比べるときは拍子や分割を同時に変えず、BPMだけを動かすと違いがはっきりします。

このツールは再生中にBPMを確定すると、1拍目から鳴らし直します。以前のテンポから次の小節へ自然につなぐ機能ではありません。曲に合わせている最中にテンポを変更した場合は、いったん止めて入り直した方が合わせやすくなります。

音量だけ、音色だけを比べたいとき

音量スライダーとミュートは、再生位置を保ったまま変更できます。一方、音色と1拍目の強調はクリックの構成を変えるため、1拍目から再開します。どの変更が拍をリセットするのかを知っておくと、「操作したあとに急に1へ戻った」という動きを故障と混同しません。

「やわらかいクリック」は初期設定の音色、「はっきりしたクリック」は少し高い周波数を使った音色です。実物の木製メトロノームや、特定製品の録音を使っているわけではありません。ツール内で生成した短い音に、立ち上がり・立ち下がりを付けています。長く聴いて不快でない方を、小さな音量で選んでください。

音が出ない・途切れる・ずれるとき

まず「再生中」か「停止中」かを見る

画面を開いただけでは音は鳴りません。「再生」を押し、ボタンが「停止」に変わるか、下の案内が再生中になるかを見ます。BPMを変更しただけでは再生は始まりません。拍の表示も動かない場合は、ミュートより先に再生状態を確認してください。

JavaScriptを利用できない環境では、ツールの代わりに案内文が表示されます。ページ本文のテンポ表は読めますが、クリックは生成できません。コンテンツを読み上げるモードや、別アプリ内の簡易ブラウザーで操作できない場合は、通常のブラウザーで開き直すと切り分けできます。

音量0%とミュートは、どちらも無音になる

ツール内の音量が0%、または「音を消す」にチェックがあると、再生中でも音は出ません。ミュートを外しても音量が0%なら無音のままです。まず音量を小さな値へ戻し、ミュートが外れているかを確認します。拍の表示だけを見たい場合は、そのまま使えます。

次に、端末本体の音量、ブラウザーのタブの消音、イヤホン・スピーカーの接続先を確認します。Bluetooth機器へ接続したまま別の場所から鳴っていることもあります。ツールの音量100%でも、本体や出力先が消音なら聴こえません。すべての音量を同時に最大へ上げるのは避けてください。

スマホで開始できない場合は、もう一度操作する

ブラウザーには、利用者の操作があるまで音声の開始を制限する仕組みがあります。本ツールは「再生」の操作をきっかけに開始しますが、端末の状態やほかの音声との競合で中断されることがあります。画面に開始できない旨が出たら、音声設定を確認してから再度「再生」を押します。

iPhoneやAndroidでは、機種・OS・ブラウザー・消音モード・音声出力先の組み合わせで挙動が変わります。「どの端末でも消音スイッチを変えれば必ず直る」とは言えません。別の音声が同じ出力先で聴こえるか、通常のブラウザーでこのページを開いた場合も同じかを比べます。

別タブへ移ったあとに止まるのは仕様

このメトロノームは、このページが非表示になると停止します。画面を見ていない間に意図せず鳴り続けることを防ぎ、バックグラウンドで処理が遅れた際にクリックがまとめて鳴ることも避けるためです。タブを戻すだけでは自動再開しないので、「再生」を押してください。

スマホの画面ロックや別アプリへの切り替えでも、停止または音声中断が起こります。画面を消したまま練習したい場合は、バックグラウンド再生に対応した専用アプリや機器が適しています。このページでは、画面ロック中も確実に再生を続けるとは案内していません。

音が途切れるときは、端末の負荷も確認する

このツールは、短い先の音を音声用の時計に合わせて予約します。しかし、ほかのアプリやタブの負荷、電源管理、音声デバイスなどの影響を完全に排除することはできません。処理が大きく遅れた場合は、過去の音を一気に再生せず、停止したことを表示します。

使っていない重いアプリを閉じ、同じBPM・分割なしで試すと、細かい分割音の多さによる聴こえ方と、実際の中断を分けやすくなります。音声通話を併用している場合は、イヤホンの出力モードが切り替わっていないかも確認します。突然大きな音にして解決しようとしないでください。

画面の数字と音が少しずれることがある

音声の予約と画面の描画は別の処理です。数字は音声用の時計を参照して更新しますが、画面へ表示される時刻には描画の遅れが加わります。クリックと数字の切り替わりがわずかに違って見えても、それだけで音の間隔がずれているとは判断できません。細かなリズムは音を基準にします。

Bluetooth出力にも遅延があるため、クリックを鳴らす時刻と耳に届く時刻は同じではありません。このツールには、端末やヘッドホンごとの遅延を測って補正する機能はありません。音と映像を厳密に合わせる収録やライブ用途では、実際の再生・録音経路を含めて確認してください。

このツールの仕様とできないこと

操作・保存・再生の仕様
BPM30〜240の整数。初期値100
拍子なし・2/4・3/4・4/4・6/8
分割なし・2・3・4。6/8では3固定
音色やわらかい/はっきりしたクリック
タップ直近最大8回から整数BPMの目安を算出
設定変更テンポ・拍子・分割・音色・強調は1拍目から再開。音量・ミュートは位置を維持
ページ非表示自動停止。再開には「再生」の操作が必要
設定保存なし。ページを閉じる・再読み込みすると初期状態へ戻る
録音・解析マイク、録音、楽曲の自動BPM解析はなし
費用・登録無料。会員登録・アプリのインストール不要

設定したBPMに対して予約時刻を計算する仕組みですが、端末全体の処理や音声経路を含めた精度を保証する計測器ではありません。業務用の同期信号、MIDIクロック、DAWとのテンポ同期、第三者による精度認証は備えていません。録音・演奏判定・自動採点も行いません。

テンポを徐々に上げる機能、拍子を小節ごとに切り替える機能、スウィング比率の調整、曲データの読込、MP3・WAVの書出し、OBS用の表示専用URLは、このページにはありません。必要な機能が多い場合は専用アプリやDAWなどと使い分けてください。ない機能を、隠れた設定として探す必要はありません。

入力や設定のプライバシーについて

ツールはBPM・拍子・音量・タップ間隔をこのページ内で扱います。設定用の送信ボタンやアカウント連携、同期サーバーはありません。マイクへのアクセス権を求めることもありません。通常の利用で、音楽ファイルや自分の演奏音をアップロードする必要はありません。

サイト共通の広告やアクセス解析による通信と、メトロノームの設定処理は分けています。「設定を送信しない」は、ウェブサイト全体が一切通信しないという意味ではありません。また、ページを再読み込みすると設定が消えるため、次回も使いたいテンポは手元へ控えてください。

キーボードで操作するとき

入力欄やボタンなどにフォーカスしていないときは、Spaceで再生・停止、Tでタップ、左右の矢印でBPMを1ずつ変更できます。長押しでテンポが急に変わらないよう、キーを押し続けた際の繰り返し入力はショートカットとして処理しません。数字を連続して変えたい場合は入力欄やスライダーを使います。

入力欄・選択欄・ボタン・リンク・開閉項目を操作している間は、ページ全体のショートカットを実行しません。たとえば数字を編集している途中のSpaceで突然音が出たり、選択欄の矢印操作がBPM変更になったりすることを避けています。Tabで移動してボタンを直接操作する方法も使えます。

よくある質問

無料ですか?アプリを入れる必要はありますか?

このページのメトロノームは無料で利用でき、アプリのインストールや会員登録は不要です。ブラウザーでページを開いて操作します。音声再生に対応したブラウザーと、音を出せる端末が必要です。通信や端末の利用にかかる費用まで無料になるという意味ではありません。

スマホだけで使えますか?

スマホのブラウザーで操作できるよう、入力欄やボタンは縦画面でも使える幅にしています。ただし、すべての機種で音声再生を確認済みという意味ではありません。使い始めに小さな音量で開始・停止を確かめ、画面を切り替えると停止する仕様も確認してください。

60 BPMと120 BPMの違いは何ですか?

同じ音符を1拍とする場合、120 BPMは60 BPMの2倍の速さです。1拍の間隔は1秒から0.5秒になります。通常の拍子から6/8へ切り替えた場合は、BPMの基準となる音符も変わるため、数字だけで比較せず、表示されている「1拍」の説明を確認します。

8分音符を鳴らすには、BPMを2倍にしますか?

通常の拍子ならBPMを変えず、「1拍の分割」で2分割を選べます。たとえば60 BPMのままなら、基本の拍は1秒ごと、その間に入る音を含めたクリックは0.5秒ごとです。楽譜の拍と画面の拍番号を合わせたい場合に使いやすい設定です。

6/8で60を入れたら、思ったより細かく鳴りました

6/8の60 BPMは、付点4分音符が1分に60回です。その1拍を3つへ分けるため、8分音符のクリックは1分に180回になります。楽譜が8分音符を基準にしている場合は換算が必要です。6/8の欄の説明と、楽譜に書かれた音符を見比べてください。

タップテンポと原曲のBPMが一致しません

タップする拍の取り方や押すタイミング、曲自体のテンポ変化によって違いが出ます。この機能は音源から正解を読み取るものではありません。倍・半分・3倍程度の差なら、どの音符を1拍としてタップしたかを確認します。やり直すときはタップをリセットしてください。

再生中にBPMを変えると、1拍目に戻るのはなぜですか?

以前の設定で予約した音が混ざらないよう、このツールではリズム関連の変更時に1拍目から再開する仕様にしています。音量とミュートだけなら再開しません。曲の途中に追従してテンポを滑らかに変える用途には対応していないため、設定を決めてから入り直してください。

鳴っているのに、表示の数字が速く点滅しません

画面の数字は基本の拍を示しており、2・3・4分割の小さなクリック全部に合わせて数字を進めるものではありません。4/4なら分割数にかかわらず1・2・3・4です。6/8では大きな1・2になります。分割音の位置は、基本の拍より控えめなクリックで確認してください。

録音や配信で音を使えますか?

音はブラウザーの通常の出力先から鳴ります。配信ソフトへ取り込むには、使用するソフト側でその出力を適切に取得する必要があります。本ツールは配信ソフトとの接続や音声ルーティングを自動設定しません。OBSの表示専用画面や遠隔操作の機能もありません。実際の収録経路で、重複音や遅れがないかを確認してください。

インターネットを切っても使えますか?

クリックの生成はブラウザー内で行いますが、オフラインアプリとしての配布やページの保存を保証する機能はありません。初回のページ読込や、再読込には通信が必要です。通信を切ったまま次回も必ず開けるとは案内していません。オフラインでの継続利用が必要なら、専用アプリや機器を検討してください。

画面を消して使いたいです

このページは非表示になると自動停止するため、画面を消したままの継続再生には向きません。ブラウザーの制限を回避する設定を求めるのではなく、その使い方に対応したアプリなどと使い分けてください。戻ったあとに勝手に鳴り始めないよう、再開には利用者の操作を必要としています。

参考情報と、ほかのツール

BPM・タップ・拍の扱いの確認にはMusiccaのメトロノーム解説、拍子記号の確認にはヤマハの楽譜の読み方「拍子記号とテンポ」を参照しています。6/8のテンポ基準はヤマハP-515取扱説明書にも付点4分音符を扱う例があります。各製品の設定範囲や機能が、このツールと同一という意味ではありません。

音声の予約処理はMDNのWeb Audio APIによるタイミング・スケジューリングの説明を参考にしています。本ページのBPM範囲、音色、分割数、非表示時の停止、タップの推定方法は、このツールとして定めた仕様です。第三者のサービスによる精度認証を受けたという意味ではありません。

音と言葉で遊ぶなら、モールス信号の一覧・変換・音声再生も利用できます。配信などで候補から何かを決めたい場合は、OBSでも使える無料ルーレットへどうぞ。どちらも記事の冒頭に実際に使えるツールがあります。

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この記事を書いた人

ヴォイド レウァール

未来の彼方からやってきたハイブリッドAI系Vtuber。ゲーム配信を中心に活動しており、ストリートファイター6ではMマリーザでMR1800、Classic JPでMR1500を達成。FF14では4絶クリア済と、やり込みと挑戦を大切にしている。落ち着いた声と親しみやすい空気感を活かしながら、ゲームの楽しさや成長の過程を日々発信中。SCOP4期生として活動し、moimate「RUSH BOX」アンバサダーも務めている。

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